元塾講師による塾選びの方法|こんな塾を選ぼう

元塾講師による塾選びの方法を紹介しています。危ない塾やいい塾を選ぶコツを書いていきたいと思います。
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Posted by TI-DA at  

ころころと講師が変わる塾は危ない①|元塾講師による塾選び

久しぶりの更新です。

以前、「こんな塾は危ない」という記事を書きました。
今日はその続きです。

危ない塾・きちんと指導できているか怪しい塾の基準として、上記記事で4項目を書き込ました。
今日は追加として、「ころころと講師が変わる塾」について書いてみます。

先生がころころと変わる、すぐに変わるというのは、生徒にとっては、やっと慣れてきた・親しみを感じてきたというときにまた別の先生になるということになります。
また、教える側にとっても、変わる度に引き継ぎや生徒の理解度などを一から把握し直す必要があるため進度が遅れてしまい、良いことはありません。

しかし、巷では先生が数ヶ月ごとにころころと変わってしまう塾というのが往々にしてあります。

生徒にとっても先生のとってもいいことはないのに、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

一つは塾の方針ということが考えられます。

一人の先生が長くその学年やその教室を担当しすぎるとあまりにその先生のカラーが染みついてしまい、万が一その先生が辞めたときに大量の塾生がやめてしまいかねません。
これでは塾にとってマイナスです。

そこで、多くの教室を抱えるチェーン塾では一定期間ごとに教室間で先生の移動をすることが多くあります。

また、経験の浅い新人教師などは多くの教室で授業を担当させて、多様な経験をさせたりもします。

チェーン塾で評判の良い塾の場合はカリキュラムがある程度はしっかりしているはずですので、そういう場合に戦略的に一定期間ごとに先生を入れ替えるというのは、そこまで悪いとは言えないかもしれません。

(次回に続きます)

  


いい塾は総合力で決まる|こんな塾に通おう

今回は「いい塾」の基準として総合力というものを考えてみます。

塾における総合力とは何か?というと、教室長の力量、講師の力量はもちろんですが、それと共に講師の年齢や性格が重要な要素になってきます。


教務力があって生徒にも人気があって、面白くてという講師を全ての教室に配置できればこれほどいいことはありませんが、人間がすることである以上完璧ということは不可能です。

また、どんなに人気のある先生でも一部の生徒とは合わなかったりということは往々にしてあります。
だから、いい塾・いい教室、周りで(地域で)評判の教室というのは、いろいろな性格・カラーの講師を集めていることが多いのです(もちろん力量は大前提ですが)。


たとえば、生徒に愛情を注ぐ熱血講師
ひたすら教務に専念する職人肌の講師
雑談がうまくおもしろさで評判の講師
若くて勢いのある講師


などなど。

結局人間の評価は両面性があるので、どんなにいい先生でも合わない生徒というのは出てくるわけです。

上の例でいえば、熱血講師はお節介と思われるかもしれません(今風にいえばウザイ)。
ひたすら教務に専念する職人肌の講師は冷たいともいえます。
話の面白い講師は、軽い、もっと授業して欲しいと思われるかもしれません。
若い講師は勢いと元気がありますが、教務力は不足しているかもしれません。


だから、本当にいい塾・いい教室というのは、各講師の力量はもちろん、性格的なところも複合的に絡み合って生まれるものなのです。


同じような性格の人間が集まって塾をするというのももちろんいいですが、様々な講師が集まってお互いに刺激し合うというのが一番理想の塾だと自分は思っています。

  


いい塾の選び方|個人塾とチェーン塾どちらがいいのか??

今回は「いい塾の選び方」として「個人塾とチェーン塾どちらの方がいいのか?」ということについて書きます。

結局はこれもその塾(教室)の責任者しだいなところがあるので一概にはいえないのですが、もし近くに評判のいい個人塾があるならそっちの方がお勧めだと思います。

というのは、チェーン塾は以前にも書いたように基本的にはシステム化されていてカリキュラムがしっかりしている特徴があります。(逆にチェーン塾なのにカリキュラムがしっかりしていない塾はこの時代では経営的には厳しいでしょう。)

これはこれで「どの教室でもある一定以上の授業レベルを維持できる」メリットがあります。
ただ、逆に言うとたとえ優秀な講師でも周りのレベルに合わせてカリキュラム通りに授業しないといけないということにもなります。

塾によってはカリキュラム以上の早さで進むのもだめということころもあります。
なぜかというと、予め授業予定は配布してあってその回だけ風邪などで休んだ子がいたらどうするんだ?となるのですね。

こういうこともあって本当に優秀な講師はあまりにシステム化された塾にはなじみません。

その点で個人塾ならある程度は授業が講師の裁量に任されているため、生徒のレベルに合わせて講師が自分の理想の授業をすることができることが多いのです。

また、個人塾は規模ではチェーン塾にはかなわないため、評判のいいところは補習対応や授業外の対応をしっかりして一人一人の生徒に対応しています。


このようなり理由で、もし住んでいる地域に評判のいい個人塾があるなら、自分としてはそちらに通うことをお勧めしています。
家からの近さや合格実績など塾を選ぶにはいろいろな要素があると思いますが、大きな広告を打てない個人塾の命はやはり口コミです。

その口コミがいい個人塾は、やはり地域に根ざしたいい塾だと言うことができるでしょう。



個人塾の短所と長所について説明しています。
個人塾の短所と長所

  


こんな塾はいい塾か!? 図書券や商品券サービスについて

さて、今回は少し前に書いた「こんな塾はいい塾か!?」の続きです。

最近(といってもだいぶ前から)塾内で成績が上昇したり、友達を連れてきてくれた生徒に図書券や商品券、グッズなどをプレゼントするが塾業界で横行しています。
もちろん自分のつとめていた塾でも同じようなことをしていました。

今回はこれについて考えてみようと思います。

自分の考えとしては、ある程度仕方ない面はあるが、それを授業中に長々と話したり、あまりに高額なものを渡すのは良くないと考えています。

ある程度仕方ないというのは、塾というのはもちろんいい教育をしないといけないのですが、それとともにやはり企業ですから利益も追求しないといけないからです。
また、しっかりとした利益を上げられない塾は講師の給料も低くなってしまい、いい先生が流出してしまいがちです。

そういう意味で生徒集めのためにこのようなサービスが横行してしまうのはある程度は必要悪と考えいます。


しかし、これが500円とか1000円ならいざしらず、5000円以上の大金の商品券を配ったりする塾もあります。
さすがにこうなると考え物です。


ただ、逆に考えると商品券や図書券の配付金額が高額な塾というのは教育内容に自信がないからではないかとも考えられます。

自分が勤めていた塾(教室)は対応エリアの実績では一番の塾でした(もちろん自慢ではありません。)。
当時、勤めている塾全体では図書券や商品券のサービス、ポイントシステムによる図書券サービスなどがありましたが、自分の行っている教室ではそんなことはほとんど無視していました。

なぜかというと、そんなことをしなくても「面白い、成績が上がる」という口コミや評判で生徒が友達を紹介してくれますし、保護者の方も多くの方が兄弟・姉妹で通わせてくれたからです。
要は、質の高い教育や授業をしていれば下手なサービスなどなくとも生徒は口コミで集まるはずなのです。


こういう経験から考えてあまりに高額な商品券サービスのある塾というのは、教育内容に自信がなくそういう部分でしか他と差別化できないからでは??と自分は思ってしまうわけですね。


もちろん世の中にはいろいろな塾がありますから一概にはいえません。
しかし、一つだけいえることは、塾を選ぶときは商品券や図書券などの目先の利益にとらわれるのではなく、子供さんにとって本当にいい塾、楽しくて成績が上がる塾かどうかを第一に塾選びをすべきということです。

  


Posted by jukuerabi at 2011年01月30日 12:35
Comments(0)こんな塾はいい塾か?

こんな塾はいい塾か!? 図書券や商品券サービスについて

さて、今回は少し前に書いた「こんな塾はいい塾か!?」の続きです。

最近(といってもだいぶ前から)塾内で成績が上昇したり、友達を連れてきてくれた生徒に図書券や商品券、グッズなどをプレゼントするが塾業界で横行しています。
もちろん自分のつとめていた塾でも同じようなことをしていました。

今回はこれについて考えてみようと思います。

自分の考えとしては、ある程度仕方ない面はあるが、それを授業中に長々と話したり、あまりに高額なものを渡すのは良くないと考えています。

ある程度仕方ないというのは、塾というのはもちろんいい教育をしないといけないのですが、それとともにやはり企業ですから利益も追求しないといけないからです。
また、しっかりとした利益を上げられない塾は講師の給料も低くなってしまい、いい先生が流出してしまいがちです。

そういう意味で生徒集めのためにこのようなサービスが横行してしまうのはある程度は必要悪と考えいます。


しかし、これが500円とか1000円ならいざしらず、5000円以上の大金の商品券を配ったりする塾もあります。
さすがにこうなると考え物です。


ただ、逆に考えると商品券や図書券の配付金額が高額な塾というのは教育内容に自信がないからではないかとも考えられます。

自分が勤めていた塾(教室)は対応エリアの実績では一番の塾でした(もちろん自慢ではありません。)。
当時、勤めている塾全体では図書券や商品券のサービス、ポイントシステムによる図書券サービスなどがありましたが、自分の行っている教室ではそんなことはほとんど無視していました。

なぜかというと、そんなことをしなくても「面白い、成績が上がる」という口コミや評判で生徒が友達を紹介してくれますし、保護者の方も多くの方が兄弟・姉妹で通わせてくれたからです。


こういう経験から考えてあまりに高額な商品券サービスのある塾というのは、教育内容に自信がなくそういう部分でしか他と差別化できないからでは??と思ってしまうわけですね。


もちろん世の中にはいろいろな塾がありますから一概にはいえません。
しかし、一つだけいえることは、塾を選ぶときは商品券や図書券などの目先の利益にとらわれるのではなく、子供さんにとって本当にいい塾、楽しくて成績が上がる塾かどうかを第一に塾選びをすべきということです。

  


Posted by jukuerabi at 2011年01月30日 12:33
Comments(0)こんな塾はいい塾か?

小学生のうちは楽しい塾を選びましょう

今回は《小学生のための塾の選び方》です。

前回、前々回と「楽しい=いい塾」ではないということを書いたわけですが、もし中学受験をするつもりがなく、中学生になってからを見越して塾に通わせているのなら「楽しい」塾でもいいと思います。

こんなことを書くと一見矛盾するようですが、小学生にとって一番重要なのは「楽しく勉強する」「塾を苦痛に思わない」ということなのです。


もちろんただの遊びになってはいけないのはいうまでもないですが、自分の場合も小学生には中学生よりも楽しい授業をしてあげて、塾に楽しく通えるような環境作りをしてあげられるように考えています。

要するには「塾=楽しい」が「勉強=楽しい」になるように配慮しているわけです。


なぜそうしているかというと、非受験の小学生は基本的に中学生になってからの土台作りとして塾に通っているわけで、定期テストがあるわけでもありません。
内申点も受験には関係ない。

だから「勉強しなきゃ」という意識が薄いわけですね。
そういう状態で思いっきり勉強を教えようとしても生徒との意識の差が大きすぎて生徒は離れてしまいます。

だから、「勉強・勉強」で押すよりも、どちらかというと「楽しさ」「先生との仲の良さ」を前面に出して勉強の方は長い目で見て間違った方向にだけは行かないようにしておくようにしているわけです。
ここで対応を誤って勉強嫌い・塾嫌いにさせてしまうと中学生になってから伸びるものも伸びなくなってしまいます。

そういう意味でただ楽しいだけというのはもちろんダメですが、小学生のお子さんが楽しんで塾に通っているということなら、その塾はいい塾といえるかもしれませんね。

塾選びのポイントを項目別にチェック
塾選びのポイント
  


楽しい塾はいい塾なのか? 前回の続き

さて、それでは前回の続きです。

前回、「楽しいだけの塾、楽しいだけの授業」はいい塾(いい授業)ではないと書きました。
このことについて今回もう少し掘り下げて書いてみようと思います。


これは実際に塾で授業をしている先生も知っておくべきことですが、「楽しさ」には2種類あります。

一つは「ただ楽しいだけ、面白いだけで好き勝手にしている授業」
もう一つは「先生によってコントロールされた楽しい授業」です。


生成によってコントロールされたというとあまり良くない書き方ですが、塾講師の経験が長く人気のある先生は生徒にうまくやる気を出させ、授業に集中させるすべを心得ています。

それは前回も書いたメリハリをつけるということです。
ただ厳しいだけの授業ではもちろん生徒はついてきません。だから授業の合間の息抜き的な意味でおもしろい話や盛り上がる話、雑談をしてあげて「楽しませてあげる」わけです。

こういう時間があった方が生徒は授業の中の大切な部分に集中できるし、その先生について行こうという気になります。
人気のある先生というのはこういう生徒の「楽しませ方」を心得ている物です。

それに対して経験の浅い講師の場合は生徒の人気をとろうとしてだた楽しいだけのメリハリのない授業になりがちです。
最初は「楽しませてあげて」いても次第にコントロールができなくなり生徒が勝手に「楽しんでいる」だけになってしまいます。
こうなってしまうともはや授業として成り立ちません。


塾に通わせる保護者の側としては、「楽しさ」には二つの意味があることを理解した上で、子供のいう「楽しい」という言葉がどちらの意味なのかを時には考えてみることが必要です。

それは「子供の成績」であったり「家庭での学習姿勢」を見ていれば分かるものです。


  


Posted by jukuerabi at 2011年01月15日 01:55
Comments(0)こんな塾はいい塾か?

こんな塾は危ない PART.1|元塾講師による塾選び

今回は「危ない塾」の例を挙げてみます。
もちろん全ての塾に当てはまるわけではないですが、もし子供さんの通われている塾がこれに当てはまる場合は塾選びを再考する必要があるかもしれません。

1.教室長にやる気がない

 もちろんこれは論外です。どれだけマニュアル化されていても、どれだけ優れた講師がいても、それを生かすも殺すも教室長次第です。その意味で、教室長にやる気がない、能力がない教室(塾)は危険です。


2.社員が少ない

 始めにも書いたように学生講師を否定するわけではありません。しかし、「英語」や「数学」の特に重要となる科目にはある程度社員を配置できるくらいの余裕がないと長期的に見ると危険です。
 また、この2科目は特に授業外の対応(無料補習など)が必要になり、また教務力も要求される科目です。その意味ではやはりできるだけ社員講師かベテランの非常勤講師を配置できることが望ましいでしょう。


3.授業外補習が有料、または補習が(ほとんど)ない

 個別では仕方ないですが、集団の場合は論外です。集団指導はどうしても理解が後れる子も出てきます。その時にすぐに補習をくんであげて追いつかせてあげればいいのですが、そのままにするとどんどんついて行けなくなります。
 そういう意味で、補習が有料とか補習をしない塾というのは生徒を預かる責任感に欠けている塾と言えます。(ここで言うのはあくまでも授業について来れていない生徒への補習です。もともとできている生徒には補習する必要はありません。)


4.楽しいだけの塾

 子供が塾に楽しんで通うというのは理想です。しかし、楽しいだけでは成績は上がりません。
 楽しさの中に厳しさがある、つまりメリハリのある塾が理想です。
 子供さんが「塾が楽しい」というのは親の立場からするとうれしいものですが、宿題がおろそかになっていないか、成績は上がっているかは常にチェックする必要があります。
 ここで宿題をやっていない、あるいは成績が(長期的に)上がらない場合は、授業が楽しいだけのもの(遊び)になっている可能性があります。このような塾にいくら通わせても成績は上がりません。


他にもありますが、今日は以上です。
特に4は意外だったかもしれません。しかし、本当によい講師の授業は楽しさの中に厳しさがあります。
子供さんの「楽しい」という言葉をただ信じるのではなく、時には親の目できちんとした指導をしているかもチェックしてみることも必要です。


小規模塾経営者からの塾選びのアドバイス
賢い塾の選び方

塾選びのポイントを項目別にチェック
塾選びのポイント
  


元塾講師による塾選びの方法 こんなところを見ても無駄だ

さて、今回も「塾選びの方法」3回目です。

前回までは、無難に選ぶならマニュアル化されたチェーン塾、口コミで選ぶならマニュアル化されていなくてもいいが、実力のある講師が揃った教室を選別する必要があるということを書きました。


今回は間違った塾選びの方法として「講師の服装に注目した塾選び」について説明します。


結論から書きますが、「スーツかスーツでないか」はあまり重要ではありません。

なぜなら今の塾は個人塾を除いて、大学生のバイトであっても男はスーツ着用がほぼ義務づけられているからです。


そして悪質な塾は大学生のバイトを使っていてもスーツ着用にすることでバイト講師に見えないようにし、「大学生でない」と生徒にいうように指導しているところもあります。

ちなみに、最初に書いたように私は大学生のバイトを否定しているわけではありません。
ただし、このような企業姿勢は生徒や保護者を欺くことになるためよいこととは言えないでしょう。


保護者や生徒(特に保護者)にとってジーパンなどの普段着で授業しているよりもスーツを着用している方が、身なりが整っていて印象がよいと思います。

しかし、予備校講師や大学の講師は全員がスーツ着用ですか?
むしろ普段着で授業をされる方も多いのではないでしょうか?


要するに本当に実力があればスーツを着ているかどうかはどうでもいいことなのです。

身なりをきれいすることだけならバイト講師でも新入社員でもできます。
もちろんあまりに汚らしい服装は塾の講師以前の問題でNGですが、注目すべき部分は服装(外面)ではなく、塾自体の教育システムや通う教室の実力(口コミ)というわけです。
  


元塾講師による塾選びの方法 いい塾の基準とは?2

さて、前回は「チェーン展開している塾でのいい塾の基準」の一つとして「ある程度マニュアルが整備されていることが必要」ということを書きました。

チェーン展開している塾の場合はベテランの講師だけでなく新人講師や学生講師が多い場合も往々にしてあり、そのような中でも最低限の授業レベルを提供するという意味でやはりマニュアルは必須と言えます。


しかし、逆にこれに当てはまらない場合もあります。
それはチェーン展開しているにもかかわらずほとんどマニュアルのない塾です。

このような塾の場合は、「教室によって評判が大きく違うことが多い」ので注意が必要です。
マニュアル化されていないということは、ある程度のカリキュラムはあるにしても現場の講師の裁量が大きいということで、その教室の教室長や講師の力量・やる気による部分が大変大きくなってしまいます。

もし通おうと思っている教室の教室長がとてもやる気があり、講師も実力のあるメンバーが揃っていれば単なるマニュアル化された塾以上の評判や実績を呼んでいると思います。
しかし、教室長にやる気がなく講師も実力のない人ばかりであれば評判はよろしくないでしょう。

その意味で、あまりマニュアル化されていない教室によって独自色のある塾の場合は、地域の口コミをしっかりと調査してから入塾するかを決める必要があります。

マニュアル化されていないことで逆にそれ以上の実績を出している塾も多数ありますので、マニュアル化されていないから一概にダメというわけではありません。
しかし、このような塾に通塾する場合は口コミをしっかり調べる必要があり、あまり知識がない場合はある程度マニュアルのある塾を選択することが無難であるとも言えます。


小規模塾経営者からの塾選びのアドバイス
賢い塾の選び方 kashikoi com

大学受験のための参考書を紹介しています
塾会 大学受験のための参考書ランキングサイト
  


元塾講師による塾選びの方法 いい塾の基準とは?1

さて、前回(塾の形態に関する知識)で、塾には社会人講師や正社員講師以外にも学生が講師がいるという前提でつきあっていく必要があると書きました。

しかし、学生講師が多い・少ないにかかわらず評判のいい塾、評判の悪い塾があるわけです。
これはなぜでしょうか?

今回は、このような事実を通して、「いい塾」の条件を探っていきます。


まず、学生講師が多くてもいい指導ができる塾(特にチェーン展開している塾)の条件として「教科指導マニュアルや補足のプリント類が充実していること」があります。

これまでは学生講師の話をしてきましたが、学生講師だけでなく社員講師であっても1年目・2年目の講師は十分な教科知識がなく教壇に立っているというのが現実で、また経験の浅い講師であっても教壇に立たないと成長しないということもあります。


そのようなときにある程度教え方のマニュアルが用意されていれば経験の浅い講師であっても一定水準以上の指導をすることが可能なわけです。
また、こういうマニュアルがあればそのマニュアルをもとに各講師が教え方を自分なりに工夫してよりよくしていくことも可能です。


その意味で、ある程度きちんとした「教科マニュアルがあるかどうか?」ということがいい塾かどうかの一つの基準となります。

ちなみにチェーン展開している塾で評判のいい塾は、このマニュアルの部分がしっかりしていることが多いです。

多くの塾は入塾前に教室の責任者との面談があるのが普通ですので、その時にきちんとしたマニュアルが揃っているかどうかということを聞いてみることをお勧めします。


賢い塾選びのポイントを経営者の視点からアドバイスしています
  


元塾講師による塾選び はじめに

学生時代からいろんな塾で働いていた元塾講師です。

このブログでは、これまでに自分自身の塾講師経験から危ない塾やいい塾の見分け方、塾選びの方法を書いています。


ここに書いていることはあくまでも一般論ですので、実際には個別の塾の事情や口コミなども考慮して塾選びをされることお勧めします。
  


Posted by jukuerabi at 2010年12月15日 09:54
Comments(0)元塾講師による塾選び はじめに